特集「ルッコラ」-おいしいレシピ
ルッコラって食べたことがありますか？ルッコラという名前よりも、ロケットという名前の方がなじみがあるかもしれません。ルッコラをそのまま食べてみると、なんとなくゴマのような味がします。ベビーリーフサラダなどに埋もれていても、ルッコラはすぐに発見できます。クセがあると感じる方もいるかもしれませんが、ルッコラならではの味わいを楽しんでみてください。ルッコラのおいしい食べ方についてご紹介します。
ルッコラのあれこれ
ルッコラはアブラナ科に分類され、英国名はロケット、和名はキバナスズシロです。 ルッコラの収穫期は主に夏ですが、現在では１年中スーパーで見かけます。
ルッコラのカロリーは、100 ｇ当たり 19 kcal です。とても繁殖力が強く、アジアやアメリカなどでは自生しています。私の実家でも、１度植えたら翌年から毎年勝手に芽がでてきます。
1980 年代のイタリア料理のブームで、ティラミスなどと一緒にルッコラが広く知られるようになってきました。
スポンサードリンク
ルッコラの栄養
ルッコラには、ほうれん草の４倍のビタミンＣ、ピーマンの３０倍のカルシウム、モロヘイヤと同等の鉄分が含まれています。
そのほか、ルッコラには、辛味成分であり血栓予防効果があるアリルイソチオシアネート、解毒効果があるグルコシノレートなども含まれています。
ルッコラによって期待できる効果は、ガン抑制、抗菌・殺菌作用、血栓防止、免疫力強化、疲労回復、貧血改善、骨の強化、食欲増進、美肌効果など。
世界３大美女のひとり、クレオパトラが美しさを保つためにルッコラを好んで食べたそうですから、美容効果にはかなり期待できそうです！
ルッコラの食べ方
ルッコラは、噛むとほんのりとゴマに似た風味がします。ちょっとピリッとしますが、香りが優しいので、生のままサラダや手巻き寿司などの具に使うとおいしいです。
ルッコラは独特の風味なので、お子さんが食べるときには、マヨネーズ＋ヨーグルトを１：１で混ぜたものに粗引き胡椒と塩少々を加えたドレッシングなどが合うと思います。もちろん、市販のゴマドレッシングもぴったりです。
また、生のままバジルのようにピザに載せたり、にんにくと鷹の爪と一緒に炒めてぺペロンチーニにしてもいいですよ！
ルッコラ料理のレシピ
ルッコラは、どんなイタリア料理にでも合います。ここでは、ちょっと和風なイタリアンにルッコラを使ってみました。ルッコラと豚のゆず胡椒スパゲッティのレシピです。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、豚ばら肉を炒めます
- １にルッコラを加えて、 10 秒ほど炒めます
- スパゲッティをアルデンテにゆでます
- スパゲッティが茹で上がったらフライパンに入れ、１人分につき大さじ１のゆで汁と小さじ１のゆず胡椒を入れます
- ４を混ぜたらできあがり
ゆず胡椒は、好みに合わせて加減してください。簡単だけど、ゆず胡椒のピリッとした味とルッコラがとてもよく合いますよ！
スポンサードリンク
