特集「スティックセニョール」-茎ブロッコリーのレシピ
スティックセニョールって知っていますか?うちの近所のスーパーでも、スティックセニョールを見かけたことがあります。スティックセニョールは、茎ブロッコリーとも呼ばれています。
ブロッコリーって、花の部分はマヨネーズをかけて食べたりするけれど、茎の部分って捨ててしまうことが多くないですか?その点、スティックセニョールなら、花の部分も茎の部分も無駄なくおいしく食べられます。スティックセニョールって、とっても便利でエコロジー!スティックセニョールのおいしさについてご紹介します。
スティックセニョールの生い立ち
スティックセニョールは、ブロッコリーと中国野菜の芥藍とを掛け合わせたもので、もともと日本で開発された品種なのです。ブロッコリーは真ん中に花芽が出て、それが大きくなったものですが、スティックセニョールは、わき芽を伸ばしてその茎を食用にしたものです。
スティックセニョールは、発祥の地である日本ではあまり受け入れられなかったのですが、輸出先のアメリカで大人気!その後、スティックセニョールは日本に逆輸入されたのです。
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スティックセニョールの栄養
スティックセニョールには、レモンの約2倍のビタミンCの他、カロテン、ビタミンB1・B2、カリウム、リン、食物繊維などが豊富です。
また、スティックセニョールには、葉酸やサルフォラファンなども含まれています。サルフォラファンは、ガン抑制効果があるといわれている成分ですし、葉酸は、細胞が分裂して新しく増殖する時などにも必要不可欠な栄養素で、貧血や動脈硬化の予防に効果が期待できます。
これらを多く含むスティックセニョールは、美肌効果、風邪予防効果、お通じの調子を整える効果、ガン抑制効果、妊娠初期の赤ちゃんの正常な発育などに効果があります。
スティックセニョールの保存法
スティックセニョールはつぼみの野菜なので、時間たつと黄色の花が咲いてしまいます。スティックセニョールを保存するときには、ラップに包んで冷蔵庫へ入れましょう。
スティックセニョールは 0 ℃に近い温度で保存すると栄養も鮮度も殆ど変わりません。スティックセニョールには、野菜室よりもチルド室がおすすめですブロッコリーと同様に、かためにゆでておいて水分を十分にきり、冷凍しても長く保存できます。
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スティックセニョールの食べ方
スティックセニョールは、花部分はブロッコリー、茎部分はアスパラガスのような味です。スティックセニョールって、ちょっとオトク?
スティックセニョールを固めにゆでてサラダやスープの具にしたり、茎は炒め物などに合います。
スティックセニョールのお料理レシピ
スティックセニョールは、アスパラガスやブロッコリーのような気分で手軽に食べられます。お料理に使うときには、スティックセニョールとベーコンなど、ちょっと濃い味のものと合わせるとボリューム感が増します。ここでは、スティックセニョールのアンチョビサラダのレシピをご紹介します。
- スティックセニョールを固めにゆでます
- 缶詰のアンチョビににんにく1片分を加えます。
- 2をフードプロセッサーにかけます。
- 3に味をみながら塩を加えていきます。
- 4を1にかければできあがり
ナッツの粗みじん切りを加えると、豪華な感じが増しますよ!普通のアスパラのように、スティックセニョールをベーコンで巻いて塩コショウで炒めてもおいしいです。スティックセニョールをどんどん食べてみてくださいね。
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