ドライフラワー-簡単な作り方
押し花やプリザードフラワーやドライフラワーなど、お花の趣味を持った女性って何となく素敵ですよね。ドライフラワーを上手に作れる人は、物を大切にする優しい人という印象があります。きれいな花束をもらったら、ドライフラワーにして長く楽しみましょう。
花たちも、プレゼントしてくれた人もきっと喜んでくれます。庭に咲いた季節の花や、散歩中に見つけた松ぼっくりやガマやススキなどをドライフラワーにすると、部屋に季節感を運んでくれます。初心者でも手軽に始められるドライフラワーの簡単な作り方をご紹介します♪
ドライフラワーに向いている花たち・・・
黄色
ドライフラワーにすると、生花よりも暖かな色合いに仕上がります。マリーゴールド、ムギワラギク、ミモザ、デイジーなどの花や、甲州モロコシやオレンジ(輪切りにしたもの)などがドライフラワーにおすすめです。
白
ドライフラワーにすると、真っ白ではなく少しくすんで優しい色合いに仕上がります。コットンやバラ、スターフラワーなどが白のドライフラワーとしておすすめです。
赤&ピンク
「真紅」に仕上げて鮮やかなドライフラワーを楽しむのも、自然にくすませるのもお好みで。バラ、サルビア、センニチコウ、ベニバナなどのドライフラワーがおすすめです。
その他
紫がきれいなラベンダーやリンドウ、季節感を感じる松ぼっくりやガマ、アクセントになる稲や小麦やススキ、以外!なオクラなどがドライフラワーにおすすめです。
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ドライフラワーの作り方(1) 自然乾燥法
室内や窓辺などで自然に乾燥させてドライフラワーにするのが自然乾燥法です。きれいなドライフラワーに仕上げるコツは、湿気が少なく、直射日光が当たらない場所で乾燥させることです。
ハンキング法
おそらく、自然とみなさんが行っているドライフラワー作成方法です。風通しのよい場所に花をつるしてドライフラワーを作ります。
花が重ならないように、小分けにしてつるしたり、不要な枝や葉を取り除いておくときれいな色が残りやすくなります。
ワイヤリング法
センニチコウなどのように、茎が細い花は折れてしまいやすいので、茎を 2 cmほど残して切り、花にワイヤーを差し込んで乾燥させることでドライフラワーを作ります。
マリーゴールドなどは、茎が空洞になっているため、茎にワイヤーを差し込むことができます。初めてのドライフラワーにぴったりです!
ドライインウォーター法
カスミソウやアジサイなど、たくさんの花が重なったものは、水に挿したまま少しずつ乾燥させてドライフラワーにするドライインウォーター法がおすすめです。少量の水を入れたコップに花を1〜2週間挿しておくと、自然とドライフラワーになります。
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ドライフラワーの作り方(2) 薬剤を使った乾燥法
花の色を鮮やかに残したい場合は、薬剤を使って乾燥させてドライフラワーにしましょう。薬剤は、薬局や手芸コーナーなどで購入することができます。
グリセリン処理法
葉や実などをドライフラワーにするときに適した乾燥法です。「グリセリン1:熱湯3」を良く混ぜ、平たい容器にグリセリン用英気を入れて、ドライフラワーにさせる葉や実などを浸します。
ほこりが入らないようにラップをして、葉や実が好みの色に変わったら取り出し、溶剤を良く拭き取ります。
シリカゲル処理法
この方法は、鮮やかな色を残すことができますが、湿気に弱いため、額などにアレンジするドライフラワーを作成するのに適しています。密封容器にシリカゲルを3cm程度入れ、その上にドライフラワーにしたい花をおきます。
花を傷めないように気をつけながら、上からもシリカゲルをふりかけて花を埋めます。蓋をしめて密封し、1週間程度置いておくとドライフラワーのできあがりです。シリカゲルは、水分を含むとブルー→ピンクに変化します。使用後は、フライパンでかき混ぜながら加熱し、ブルーに戻れば何度でも再利用できます。
電子レンジ処理法
短期間で乾燥させることができ、簡単にドライフラワーを作成することができます。
耐熱容器にシリカゲルを3cmほど入れ、その上にドライフラワーにしたい花をおきます。花を傷めないように気をつけながら、上からもシリカゲルをふりかけて花を埋めます。ラップをせずに電子レンジで加熱(約1分30秒ほど)します。花が焦げないように注意しながら加熱時間を調整してください。
ドライフラワーのアレンジ
完成したドライフラワーは、そのまま花束にしてもきれいですが、リースやツリーに編んだり、バスケットに飾っても素敵です。小さな花束をラッピングに添えても喜ばれますよ!
季節の花をどんどんドライフラワーにしてみてください。すぐに、きれいなドライフラワーを作るコツがつかめると思います。ドライフラワーを飾って、部屋に自然のおすそ分けを!
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